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【イー・アソシエイツ主催オンライン・セミナー】 フジテレビ事案にみるコーポレートガバナンスの課題について

2025/06/16




★今回のテーマはこちら!!★
「フジ・メディア・ホールディングス事案にみるガバナンス構造の脆弱性と制度的・社会的課題」

上場企業のトップマネジメントおよびIR関係者は、フジテレビの第三者委員会報告書を、必ず読んでおかなければならない、と言われています。

https://www.fujitv.co.jp/company/news/250331_3.pdf

なぜなら本報告書には、上場企業のガバナンスがどうあるべきか、フジテレビのリアルなケースをもとに語られているからです。
本講演では、本報告書が警鐘を鳴らす、日本の上場企業のガバナンスについてわかりやすく解説します。


1990年代から日本企業のコーポレートガバナンス改革を見続けてきた立場から、フジテレビおよびフジメディアHDの事例を通じて、制度改革の進展と構造的な限界を検証します。
成長戦略に偏重する中で、不祥事防止の「守りのガバナンス」が軽視されていないかを問い直しつつ、アクティビストによる株主提案や機関投資家のエンゲージメントの実効性と課題を分析します。
株主によるけん制だけでは、経営の透明性や取締役会の実効性を確保しきれない現実をふまえ、内部統治とステークホルダーとの関係を含む広義のガバナンスの再構築を提起します。




プレゼンターのプロフィール

明治大学
商学部教授
三和 裕美子

明治大学商学部教授、博士(商学)。
1997年に明治大学商学部専任講師、同助教授を経て、2005年より現職。
米ミシガン大学客員研究員(2006年~2008年)。
各種学会理事のほか、ピジョン株式会社社外取締役などを務める。
研究分野は、機関投資家とコーポレートガバナンス、アクティビストの企業への影響など。
主な著書に『機関投資家の発展とコーポレート・ガバナンス』(日本評論社、1999年)、『投資家資本主義の未来』(千倉書房、2024年)などがある。

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